太陽光発電のメンテナンス
当社では太陽光発電システムのメンテナンスを承っております。
当社施工のお客様はもちろん、他社で施工されたお客様もお気軽にご相談下さい。
家庭に設置された太陽光発電システムの約3割が12年以内に故障しています!
モジュール(太陽光パネル)は故障知らず!?
メンテナンスフリーと言われる最大の理由は、「モジュール(パネル)は稼動部分がないから故障しない」からです。確かに、太陽電池は太陽光があれば勝手に発電してくれます。しかし、モジュール=太陽電池ではありません。
モジュールとは「単体の太陽電池(セル)を数十枚まとめたもの」で、セル同士はインターコネクタで接続されています。太陽電池自体には異常がなくても、インターコネクタに不具合が出る可能性があるのです。
その他にも、泥や砂の付着、下草の生育、動物や昆虫による被害、地震、雷、台風、ヒョウ、ごみ捨て、イタズラ等、想定外のアクシデントで発電量が低下する要素は無数にあります。
つまり、太陽光発電システムは「メンテナンスフリー」とは言い難いのが実情です。
一般的に太陽電池の発電量は老朽化により年0.4~0.8%程度低下し、20年後には初年度の85%程度まで発電能力が低下すると言われております。
安心して20年間発電するために、太陽光発電所には様々なメンテナンスが欠かせません。月次の日常点検、1年ごとの定期検査、不具合発生時の緊急対応・原因究明などを行い、各種点検・検査・測定や、修理・部品交換をしながら、太陽光発電システムの性能を維持することが重要となってきます。
どんな故障があるの?
太陽光発電システムのトラブルには、主に下記のような事象が挙げられます。
大きな破損や故障を起こす前に、定期的な点検をすることをお勧めします。
太陽電池の経年劣化による不良症状の1つとして「ホットスポット」があります。
ホットスポットは太陽電池の発電しない部分が発熱して、セル(パネルの一部分)が破損してしまうという現象です。
主な原因としては、製造不具合やハンダ不良、落葉の付着、鳥の糞の付着などがあります。短い期間でしたらさほど問題ないのですが、長期化するとパネルを破損する恐れがあります。
モジュール内部のセルに入ったマイクロクラック(小さな傷やヒビ)が外気などにさらされるストレスから収縮を起こしてズレが発生し、それが黒く浮き出てくる事象です。これが進行すると空気の層が出来てしまい白色化を起こし、ずれたセルがショートを起こしてホットスポットが発生します。
非常に危険な状態になる可能性があります。
モジュール内のバイパスダイオードの故障により影がかかる場合、バイパスダイオードが機能せずにストリング全体の発電量が低下してしまうという影響が及びます。
表面・外見から発見するのは難しい事象です。
絶縁抵抗とは、電路と大地、電路同士の絶縁性能を数値で表したもので、高い絶縁抵抗を保つことで漏電電流値が小さくなり、人体への感電や建物などの漏電火災の危険性を低減出来ます。
これらの絶縁抵抗が低下してしまう事象です。
PID現象とは、高温多湿の環境で高電圧が流れるとモジュール回路内に電流漏れが発生して出力が低下する事象です。太陽電池の表面の強化ガラス、セル、バックシート、アルミフレーム等の相互作用に起こる現象で、太陽電池表面のガラス内のナトリウムがイオン化することが原因とされています。
ここ2〜3年、このPID現象が相次いで報告されています。
SDテクノサービスのメンテナンスメニュー
当社は早い段階より太陽光発電システムのメンテナンスに注力しており、発電能力測定、不良モジュール探し、早期不良発見などに数々のノウハウと幾多の事例を蓄積しております。
また、メンテナンス・パネル洗浄・除草までを全て自社にて対応することが出来ます。
他社で設置をされたお客様からのメンテナンスのご依頼も大歓迎ですので、お気軽にご相談下さい。
I-Vカーブ測定、サーモグラフィー検査、目視点検、報告資料の作成、故障モジュール特定
低圧洗浄、手洗い
除草剤の使用、草刈り機を使った、草刈、防草シート、砕石
当社は太陽光メンテナンス技師の資格を保有しています。
お客様に安心・安全で確かなメンテナンスサービスをご提供するために、当社では太陽光メンテナンス技師の資格を保有しております。
お客様の太陽光発電システムが安心で快適に運用できるように、当社がサポートさせていただきます。
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